内容 |
他人の話なんか軽く信じてはいけないってのに、ましてや海賊の話を? |
-シロクジラ海賊団の操舵手- |
ストーリー |
ヒュプノスの目 うちの船長の知り合いか? その名は有名で、4つの海で最も強いという四皇が1人!青い目のカルバサス! 戦い好きで、手下の俺達は死にたいほど辛いんだよ。 この前は、いつでも戦えるように闘技場付きの海上要塞を作ったんだぜ? もちろん…作るときは大変だったんだが、これがまたものすごい船なんだ! いつ、どの方向にでも攻撃ができるように設計されているんだ。 要塞の壁が開いて、巨大な大砲が登場する姿を見たらお前も圧倒されると思うぜ? 今まで負けたことがない、近づいてくるすべての敵艦を毀滅させたんだ! 我ら海賊団の誇りなんだぜ。この要塞は「ヒュプノスの目」って呼ぶんだ。 なんでかって?カルバサス様はヒュプノス海域で海賊生活を始めたんだ。 心の故郷っていうもんかな?とにかくそんなものなんだ。 たまに挨拶に来なよ!大砲は気を付けてな。 |
赤い災難 4つの海の支配者は各自の信念と規則を持って海を支配してきたんだ。 その中でも一番危険な者は…変だ、名前を思い出せない。 しかしそのあだ名は一度聞くと忘れることはないだろう。赤い災難って聞いたことあるか? 呪いと邪術で海賊たちを支配する恐ろしいやつだ。 彼の呪いが通った所はフジツボとヒトデがついた魚人達だけが残ったそうだ。 トートイクを攻め込んだ赤の男爵エディもその呪いにかかったんだ。 私も実際には見たことがない。 だが聞いたのとは違って陰険な性格とは裏腹にシーリンの姿をしているそうだ。 世の中には変なことが多すぎる。魔法種族シーリンが海賊だなんて ああ…思い出したよ。ダルキエルだ。 もし出会うことになったら気をつけな。大海賊クリムソネイルを攻撃したのもそいつだという噂がある。 |
|消えた大海賊
もう十数年も前のことだ。半壊しになった大海賊の船が南国の沿岸に流れて来たのが…
飛んだ騒ぎだったよ。真っ赤な血濡れになった船の中に、たった1人の生き残りがいたそうだ。
残念なことに、クリムソネイルはいなかったそうだ。生き残りの中にも、生存者にも…
生存者は話せなくなっていて、事件についての噂は波のように広まったそうだ。
クリムソネイルが残した他の手掛りはなかったみたいだ。
危機の間際でも相当数の船員を乗せて逃がしたのをみると
あの船にはクリムソネイルの宝物があったのではなかろうか?
では…略奪者が皆殺しにして、宝物を手に入れたのだろうか?|
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